ジョリーロジャー

ハンナ  ホルクス  ハーマン  デニス  スターリング  エミリア  キャラ別反応  書籍
-----[ハンナ]

---基本

「あら、いらっしゃい。
 砂海に交易船が出てやしないんだ。
 客室は今日もガラガラだよ。

宿泊
売却
会話

-宿泊
「前払いで****ギャラになるけど、
 かまわないかい?

はい
いいえ

-*お金が足りないとき
「あらら、ギャラが足りないみたいだねぇ。

---初めて訪れてから~

「――おや、情報収集(ネタあつめ)かい?
 仕事熱心な渡り鳥だねぇ…

「あたしも、自分の仕事は大好きさ。
 大好きな仕事をしていれば、
 機嫌もよくなるし、口も軽くなるもんだよ。

「どうだい?
 情報に、4人分の食事が付いて、
 150ギャラってのは、決して高くはないと思うけど。

1.おばちゃんの提案を受ける。
2.空腹を満たすのは、また今度にする。

-1.おばちゃんの提案を受ける。
「――毎度ありッ!

「あたしに任せておけば、
 うまい食事も、うまい話も、
 両方ありつけるからね。

「…おや?
 うまい話ってのは、失言だったかもしれないね。
 ま、とにかく――

「この港(ジョリーロジャー)には、
 お宝の話が昔から伝わっていてね…
 昔といっても、黴臭い話なんかじゃない。

「あんたたち渡り鳥が何人挑んでも、
 今日まで、手にした者はおろか、
 誰も目にした事も無いお宝――

「【常闇の輝き】の話だよ。

   ――それは彼方の時代…
 世界が魔族に蹂躙されていた頃に溯る。

     滅びに瀕した魔族の騎士は、
  従者である三体の妖魔に秘宝を託したという。
    その秘宝こそ、【常闇の輝き】。

「………

「…真剣な顔して聞いてくれるのは
 ありがたいんだけどね…
 これじゃ、あたしが食事の用意ができないよ。

「卓について待ってな。
 話の続きと、うまい食事は、
 あとで一緒に持っていってあげるからさ。

-*所持金が150ギャラ以下の時

「あらあら、アンタたち。
 おあしが少々、足りないみたいだよ。

「…しょうがないねぇ、
 今ある分に、まけといてあげるよ。

-2.空腹を満たすのは、また今度にする。
「そうかい?
 ま、小腹が空いたら、またおいで。

---上記のセリフ後

「他に情報といってもねぇ…

「交易船が最後にドックに立ち寄ってから
 もう三月になるかね…
 港から活気がすっかり失せて、この有り様だよ。

「このジョリーロジャーに、
 いろいろな土地の儲け話が飛び交っていたなんて、
 今では考えられないことだよ。

---記憶の遺跡クリア後~

<<ジェイナス・カスケード>>
 キレイな顔に加えて、腕の立つ男だよ。
 だけど、いいウワサは聞かないね。

「渡り鳥ってのはね…
 白い鳥ばかりじゃないんだよ。

-<<ジェイナス・カスケード>>
「気ままな渡り鳥と言えば、聞こえはいいけど、
 その実、忘八の破落戸(ゴロツキ)さ。
 無茶なシノギに、泣かされた人間は数知れずだよ。

「悪い事は言わないよ。
 あんな厄種に絡むのはよしな。

---chapter2から~

「あの悪名高きジェイナスも、
 駆け出しの頃は、
 まっとうな渡り鳥だったはずだよ。

「でもね…
 あの日あの時のシノギで下手を打って、
 パートナーを失ってから、変わってしまったのさ。

「以来、ジェイナスは、
 仲間をまるでモノのように使い捨てる、
 外道にまで身を堕としたんだよ…

---デューンキャニオンでグラボイドの話を聞いてから撃破するまでの間

「魔獣の中には、機械の材料になる
 ドラゴンフォシルを喰らう奴もいるんだよ。

「ドラゴンフォシルを求める渡り鳥の中には、
 そういった魔獣を狩って、
 胃の中の未消化物を狙う輩も多いと聞くけどね…

「ドラゴンフォシルを喰らうような魔獣は、
 そのほとんどが、
 巨大で、強力で、凶悪だとも聞いている。

「三月ほど前の事だけど…
 そんな魔獣に、この港の船も襲われたのさ。
 やってられない話だよ。

※外つ国の遺産をクリアしていない場合、グラボイド撃破後は一つ上の台詞に戻る

---外つ国の遺産クリア後、教団員アルバートから仕事の依頼を受けた後~

「砂海に出る船が無くなって、
 もう、三月――
 それってつまり…

「エミリアちゃんの彼氏が、
 乗っていた船と一緒に<<行方不明>>なってから、
 もう三月も経ったわけでもあるのよ。

「それを思うと、
 元気な素振りを見せるあの子が、
 かえって痛々しく見えてきてしまうんだよ…

-<<行方不明>>
「船が行方不明になった海域は、
 いったんに下り、大陸を廻りこんでいった先の
 北東の海峡だよ。

「どうやらそこには、
 百戦錬磨の海の男の船さえ沈める
 恐ろしい魔獣が棲んでいるらしいのさ。

「もしも砂海を征くのなら…
 その海域には足を踏み入れぬよう、
 充分気をつけるんだよ。

---chapter3から~

「エミリアちゃんが、
 砂上艇の開発に夢中になっているのは、
 <<彼氏>>が砂海で行方不明になったからなのさ。

「でも、あの子が本当に笑うのに必要なのは、
 砂上艇の完成でも、
 彼氏を奪った魔獣への復讐でもないんだよ。

「それが何なのか、
 エミリアちゃんはわかってるはずなんだけどね。

-<<彼氏>>
「あの子の彼氏は――
 航海士だったマーリオは、乗り込んだ船毎、
 砂海の魔獣に襲われて、消息を絶ったんだ。

「だからエミリアちゃんは、
 魔獣に対抗しうるだけの
 性能を持った艇の開発に夢中なのさ。

「そうする事で、あの子は
 悲しみの海に溺れなかったけど、
 端から見ていて、痛々しいわね。

---chapter4から~

「誰かが力を貸す事はあっても、
 結局、エミリアちゃんの心を救ったのは、
 あの子自身なんだよ…

<<現実を知る>>って言葉は、
 世慣れた事への言い訳みたいに使われるけど、
 本当はそうじゃないんだよ。

「エミリアちゃんは良くやったと思うよ。
 あの子の笑顔は、
 もう、過去に向けられた笑顔じゃないのさ。

-<<現実を知る>>
「現実を知るって言葉は――

「堅実な一歩を踏み出すため、
 容赦の無い現実を胸に受け止めたうえで、
 世界に覚悟を示す事なんだよね。

---ナイトメアキャッスルクリア後

「…あれ?嫌だわ…
 何話そうと思ったのか忘れちゃったじゃない。


-----[ホルクス]

---初めて訪れてから~

「【渡り鳥の誇り(マイグラントバッジ)】ってのは、
 自分の手で見つけるモンだ。

「それはどこにでも転がっている。
 もちろん、この港にもだ。

「行き詰ったら、
 発破をかけて道を切り拓くといい。
 暗がりの中に、きっと見つかるはずさ。

---記憶の遺跡クリア後~

「一所に留まる鳥と、
 渡り鳥の違いはなんだと思う?
 翼の使い途(みち)なのさ。

「お宝を求めて大地を流離うにせよ、
 本当の自分を探求する為に旅立つにせよ、
 渡り鳥の翼は、飯を探す為にあるんじゃない。

「渡り鳥の両翼は、
 新しい道を見つけるためにあるモノなんだ。

---錯綜する迷図クリア後~

「白黒はっきりつける時が来たら、
 妥協しては駄目なのさ。

「それは、自分の中の【白】と【黒】の
 判断基準についても同じ事。

クレイボーンの南西の半島だったか…?
 約束の場所で、
 アンタなりの答えが見つかるといいな。

---不浄なる痕をクリア後~

「アイテムに秘められた潜在能力を引き出して、
 本来の力以上に
 効果を発揮させる能力…

「その能力は、
 意外な持ち物にも及ぼすことができるそうだぜ。

「って事はだ、そいつは、
 局面に合わせたアイテムを選べる、
 知識と判断力も要求されるってことだな。

---ルナティックガーデンクリア後~

「空を飛ぶ翼も、
 砂海を泳ぐひれもないのなら、
 砂の下を潜っていくしかないだろうな。

「でもな、渡り鳥には頭がある。
 ただひたすら先へ突き進むだけじゃ
 砂海の魔獣と同じなんだぜ。

北西の大陸へ通じるサンドキャナルは、
 古代の地下水道だった名残の、
 メンテナンス機構が生きてるそうだが…

「先を見通す力のない奴には、
 相当辛い試練となるそうだぜ。

---闇払う陽の標クリア後~

「サーチ後に出現した遺跡が、
 既に荒らした遺跡だったからって、
 肩を落として通り過ぎるのは早すぎる。

「昔の自分じゃ手が届かなかった場所に、
 貴重なお宝があるかもしれないんだからな。

「徒労に終わる努力もあるだろうが、
 手間暇惜しんでたら、
 何も手に入らないのは確実なんだぜ。

---レイライン観測所クリア後~

「相性のイイふたりを、
 無理やりひっぺがすと、
 どこかに反動が出てくるものなのさ。

「聞いた話じゃ、
 守護獣の潜在能力を引き出す
 【ギア】って奴も同じらしいぜ。

「一度守護獣にくっつけたらもう、
 他の奴にはくっつけられない身体に
 なっちまうそうだ。

---デューンキャニオンで駅員サイモンからグラボイドの事を聞いてから~

「ドラゴンフォシルは、
 雑魚や宝箱から、
 コツコツ集めることもできるが…

「一番効率のいいやり方は、
 フォシルを食べる魔獣を狩って、
 そいつを飯の種にしちまう事…

「つまり、食物連鎖の
 頂上に立つことだと俺は思うぜ。

※他の人と違い、グラボイド撃破後も変化なし

---高速砂上艇を手に入れてから~

「全てのひよっこは、
 まずはよちよち歩きから、
 歩行って奴を覚えていくんだぜ。

「それは人間だろうと
 機械だろうと同じことさ。

「まだ、砂海を歩き慣れないうちは、
 沿岸を伝い歩きしておく程度に、
 とどめておくべきだろうな。

「そうして要領を掴んだころに、
 そろそろと手探りしながら
 行動範囲を広げていくべきだ。

「自分の翼の強さを掴むことは、
 渡り鳥の初歩でもあるからな。

---ブーツヒルでジェイナスのイベントを見てから~

「楽しようという考えは、
 『急いては事を仕損じる』という諺と、
 相通じるものがある。

「バスカーの霊峰を降りた先に、
 砂上艇が留められる浜があるが…

「この村からその浜へ行くには、
 サンドキャナルをまわりこむしか、
 手はないのさ。

「楽してこの村に戻ってきちまうと、
 目的地次第じゃ、
 後で嘆く羽目になるかもしれないぜ。

---無限連環永久機関クリア後~

「一見古臭く見える、伝説や詩の類を
 説教にしか思わないのならば…
 視点を変えてみるといい。

「例えば、巨人の悪竜退治譚。
 ふたりの巨人が悪竜を退治しようとして、
 果たせず返り討ちに遭うという話だが…

「その後の悪竜の消息は、
 どこにも描かれていないんだ。

「オチのない物語の上、
 悪は滅びず永らえているという、
 昔話のお約束から外れているお話だが…

「それでも未だに語り継がれているって事は、
 何かの暗喩、警告として、
 意味があったって事だろうな。

---chapter3から~

サンドキャナルより北へ向かった大陸には、
 命をかけた戦いが繰り広げられる、
 闘技場があるそうだな。

「…ギャンブルの本質は、
 自分の破滅を横目で見ながら、
 際をそろそろ歩く事だが…

「充分な気力の無い人間は、
 破滅に魅入られ、
 向こう側へと引きずりこまれちまうんだ。

「廃線路の終着駅にあるという闘技場で、
 己の人生も終着駅に辿りついた…
 なんてことのないようにな。

---星の足跡クリア後~

「人の心が希望を忘れた町の近くにこそ、
 救済の光は差し込むのさ。

「どんな暗闇の中にでも、
 ひとつは希望があるってことを、
 その灯火は現しているんだろうな。

「欲望って奴が、
 燃え尽きたあとにさえ燻っているのと
 対照的だと思わないかい?

---はるか夢の址クリア後~

「運命の箱船教団が、
 己の箱船を空に浮かべようと、
 古代の空中都市の調査を試みていたが…

「空を飛ぶものは、
 その胎に抱える人の心が堕ちたときに、
 堕ちてしまうものなのさ。

「彼らは果たして、
 箱船を空に浮かべられるだけの、
 清く気高い矜持を持ち続けられるかな?

---ケイジングタワークリア後~

「ある人物の行動が、
 不可解に映ったとしても…
 そこには何らかの理由があるものさ。

「鋼鉄の翼がその力を振るわずに、
 眠りに就いているのなら、
 そうしたいだけの理由があるのだろう。

「相手の理由を知らずして、
 心を通じあわせる事は困難なものだ。
 まずは、それから始めるべきだな。

---記憶の遺跡でアースガルズと再会してから~

「暗く長いトンネルは、
 胎動や死後の世界への路を…
 破壊と再生を意味するシンボルなのさ。

「それに則るならば、
 ひとつの封印は、破壊の力をもってして、
 新しい路が開けるだろう。

「そしてもうひとつは、
 君らの手で再生された心に照らされて、
 その路を開くだろうな。

---機神のゆりかごクリア後~

「この星の空を渡る風は、
 様々な思惑の上を吹いていくもの…

「空を…風の海を見渡せる道具があるのなら、
 彼方に消えた思惑の尻尾を掴むことも、
 出来るかもしれないな。

---chapter4から~

「何度倒しても立ち上がってくる、
 不浄の首を滅するには、
 炎をもって当たるしかないのさ。

「真の炎とは、それ自体が不死性を
 秘めているものだからな。

---生け贄の祭壇クリア後~

「人・船・魔獣…
 どんなモノでも、辛くなったときには、
 馴染みの場所に帰るものさ。

「傷を負わせた宿敵がいるなら、
 そいつの古巣を、
 充分な用意をして訪ねてみるといい。

---背塔魔界柱クリア後~

「花の色はうつろうもの。
 だが、想い出の色は褪せず、
 鮮やかな花となり、胸に咲きつづける。

「想い出の花というモノは、
 故郷という名の土の上で、
 白く静かに揺れているものだ。

---ナイトメアキャッスルクリア後

「真っ白い雪に、
 初めて足跡をつけるときってには、
 いくつになってもドキドキするな…

「この一歩をどう踏み出すかで、
 これからの俺の生き方の路線が
 ちょっと決まってしまうんだからな。


-----[ハーマン]

---初めて訪れてから~

「砂の海が波打つたび、
 少しずつ大地が削られていくんだ。
 やがてこの港も沈没しちまうんだろうな…

「いつから世界は、こうなっちまったんだ…
 言い伝えとか、空想なんかじゃない、
 ホントの話ってのを聞かせてほしいもんだ。

---記憶の遺跡クリア後~

「砂の海と乾いた大地…
 こんな世界を、
 どこかアタリマエと認識している自分がいる…

「こんなのしか知らないんだから、
 それは、まっとうな事かもしれない。
 …でも、情けない話だな。

---chapter2から~

「誰も、緑豊かだった頃の世界を知らないから、
 荒野を見ても何も思わないし、
 何とかしようとも思わないんだろうな…

「だけど、待てよ…

「何となくだけど、
 俺は緑があった頃のファルガイアを
 覚えているような…、そんな気もするんだ…

---外つ国の遺産クリア後、教団員アルバートから仕事の依頼を受けた後~

「砂海って――
 砂の海って何なんだろう?
 じゃあ、<<砂じゃない海>>ってあるんだろうか…

「だとしたら、その海は、
 砂の代わりに何を湛えていたんだろう…

-<<砂じゃない海>>
「…これまであった船は、
 とてもじゃないが
 砂海を効率よく航行するように造られていない。

「俺の知らない事…
 あるいは、忘れてしまった何か大切な事が、
 この世界にはある気がしてならないんだ…

---chapter3から~

「【運命の箱船】教団神殿があるヤード島を越えて、
 さらに南東に向かうと、
 いくつもの岩山(メサ)が切り立つ土地がある。

「そこには――
 内海を渡ってしか行けない、
 石壁に守られた村があるんだ。

「村の名前はラクシスランド。
 誰もが忘れてしまったはずの、
 ドラゴンの伝承を今に残している村だよ。

---chapter4から~

「見た事無いはずなのに、
 俺の記憶の中にはボンヤリと、
 緑溢れるファルガイアの<<想い出>>がある。

「それは、幻というには
 あまりに存在感があり過ぎる記憶。

「だからこそ、
 俺はそれを想い出と名づけたのだが…
 いったいこれは、何なんだろうな…

-<<想い出>>
「鳥の鳴き声、耳に優しい水の音…
 思わず口元が緩んでしまう、
 優しい記憶…

「でも、現実はどうだい…
 かつてはどうであったか知らないが、
 世界は荒野と化し、砂海に呑まれようとしている。

「甘美な幻想と、醜悪な現実…
 想い出ってのは、
 ある意味、こんなにも残酷なんだな。

---ナイトメアキャッスルクリア後

「――んん…、ん…?
 俺の兄弟、何人だっけ?


-----[デニス]

---初めて訪れてから~

「人生に迷ったら、
 <<ホルクス兄ィ>>に道を訊くといい。

「根拠もへったくれも無いけれど、
 自信たっぷりに、
 生きるべき道を指し示してくれるぜ。

-<<ホルクス兄ィ>>
「赤いマントに松葉杖のおっさんさ。

「猫と海と酒が大好きだから、
 たいていこのみっつの、
 どれかンとこにいるはずだぜ。

---記憶の遺跡クリア後~

「砂海の魔獣がご機嫌斜めなんだ。
 船を都合しようたって、
 そいつァ無理な相談だ。

「今は砂の海路より陸路…
 <<鉄道>>で旅する方が安全、かつ確実だぜ。

「船を出してやりたいのは山々なんだが…
 そろそろ俺の財布も、
 お寒くなって来たしなあ。

-<<鉄道>>
北西に、ミドルアースって駅があるんだ。

「魔獣が出るようになったり、
 修理が故障におっつかなくなったりして
 今は西に向かう路線しか走ってないが…

「昔のミドルアース駅は、
 ファルガイア中を結ぶ鉄道ネットワークの
 中心だったんだよ。

---chapter2から~

「砂の海に潜むバカでかい魔獣に、
 人が扱えるサイズのARMをブチ込んだところで、
 どれほどの威力が期待できるか…

「そもそもが、
 あいつらとやりあうには、
 俺たちはちっぽけすぎるんだよな。

---外つ国の遺産クリア後、教団員アルバートから仕事の依頼を受けた後~

<<【運命の箱船】教団本部>>は、
 駆け出し砂上艇乗りでも、
 なんとか辿り着けるところに位置している。

「でも、砂海を渡航中、
 これ以上は無理だと判断したら、
 とっととケツをまくって、この港に帰ってくるんだ。

「船の修理なんてできる設備は、
 この港くらいにしかないからな。

-<<【運命の箱船】教団本部>>
この港から南西に舵を取ってしばらくすると、
 西側に絶壁が、
 東側に浜辺がある島が見えてくる。

「教団員の話だと、
 その内陸部…潮風の届かない場所に、
 神殿は築かれているそうだぜ。

---chapter3から~

西の坑道から、まだ化石資源が採れていた頃…
 このしけた港も、
 もうちょっとマシな<<雰囲気>>だったんだ。

「景気ってのは山あり谷あり、
 順繰りに巡るもんだっていうけどさ、
 この港がまた、波に乗る日は来るのかねえ…

-<<雰囲気>>
「砂の海路も陸路も賑わっててな…
 金の匂いに誘われた、
 いろんな人間が集まって来てたもんだ。

「世の中、
 金が全てじゃないと思いたいけど、
 金が無いと叶わない事が多すぎるよな。

---chapter4から~

「穏やかな砂海を見て、
 心が和むヤツもいるだろう。

「――反面、
 いつか来る時化に備えて、
 慌ただしく駆け回るヤツもいるはずだ。

「今、見えている物事を、
 裏っ側から見た時、どんなカタチに見えるのか、
 想像した事はあるかい?

---ナイトメアキャッスルクリア後

「…うう、サッパリ思い出せない…

「俺は…、いや、船乗りはいつから…
 こんなカワイイ縞々の服を
 何の疑問も無く着るようになったんだ…


-----[スターリング]

---初めて訪れてから~

「身体ばっかり鍛えていても、
 そんなので渡っていけるのは、
 荒野か砂の海くらいなものだよ。

「この世知辛い世の中を
 うまく渡っていくには、
 広い知識がモノをいうのさ。

「僕の知識が必要になったら、
 いつでも訪ねてきなよ。
 誰かを助けるのは、悪い気はしないからね。

---常闇の輝きの話を聞いてから~

南東の遺跡は、
 通称【記憶の遺跡】と呼ばれているんだ。

「どうやら先史の<<宝物庫>>だったらしくて、
 過去の遺産を…、つまりは【記憶】を、
 今に遺している貴重な遺跡なんだ。

-<<宝物庫>>
「…とはいえ、多くの渡り鳥の手によって、
 そこに眠る<<遺産>>のほとんどは
 すでに持ち去られているんだけどね。

-<<遺産>>
「それでもまだ、遺産が残っているならば…

「そう、ウワサの封印のひとつがあるとするならば、
 それは容易には踏み込めない、
 仕掛けの向こう側に納められているんだろうね。

---記憶の遺跡クリア後~

「【常闇の輝き】を封じた呪紋はみっつ…
 ならば、それらを納めた遺跡も
 三ヶ所あると考えるのが自然だよ。

「そう、記憶の遺跡と同型と考えられる遺跡が、
 西方にあると、僕は聞いたことがある。

「ここからだと、西に…
 <<ウェストウッド地方>>に向かうには、
 列車を使うのがイチバンの近道だね。

-<<ウェストウッド地方>>
「その地はかつて、
 緑豊かな土地であったと聞いているよ。

「現在でも、乗用馬の生産が、
 村の重要な財源になっているらしいからね。

---chapter2から~

「荒野を渡って行くのなら、
 <<砂の海路>>よりも<<陸路>>がオススメだね。

「もし君が賢明ならば、
 どちらが危険(リスク)の少ない行程か、
 わかるとは思うけれど…

-<<砂の海路>>
「…砂の海路を往く気なら、
 現状、まともに航行する船は無いし、
 超大型の魔獣を相手にしなくてはならないよ。

-<<陸路>>
「陸路なら、列車に乗ろうが、馬を駆ろうが、
 比較的安価で、
 比較的安全に旅する事ができるからね。

---デューンキャニオンでグラボイドの話を聞いてから~撃破するまでの間

「船や列車…、そして、銃…
 あらゆる機械を構成するのは、
 ドラゴンフォシルと呼ばれる化石資源さ。

「その規模が大きくなるほど、
 大量のドラゴンフォシルが必要になるわけだが…

「では、大量のドラゴンフォシルを入手するには、
 いったい、どうすればいいのか?

「地道に魔獣を倒したり、
 遺跡を探索する策(テ)もあるだろう…
 でも、僕ならそんな事はしないな。

「一個所に集まったドラゴンフォシルを、
 ごっそりまとめて、いただいちゃうのさ。

「…で、どこにドラゴンフォシルが、
 まとめてあるかって…?
 それを探るのが現場の担当(シゴト)じゃないか!

※外つ国の遺産をクリアしていない場合、グラボイド撃破後は一つ上の台詞に戻る

---外つ国の遺産クリア後、教団員アルバートから仕事の依頼を受けた後~

「砂海を侮る者は皆、砂の流れに飲まれて消えた。
 それでも砂海を征くのなら、
 慎重に慎重を重ねるべきだ。

「こまめな記録(セーブ)と自動航行(オートドライヴ)の活用。
 そして、無理と過信をしない航行。
 地味だけど、これが一番なんだ。

---chapter3から~

「港の側の浜辺から北西に向かうと、
 すぐにアーチが見えてくる。

東方にアーチをくぐり、
 海岸を、左手に沿って進んで行くと、
 内海へと通じる<<海峡>>に至るはずだが…

「海峡の向こう…、内海を北に縦断すると、
 空を翔ける機械の伝承で知られる、
 ラクシスランドに辿り着くそうだ。

「空を翔ける機械…
 ドラゴンというソレについては、
 僕もまだまだ不勉強なところが多い。

「ぜひ一度、ドラゴンをこの目にして、
 見識を深めてみたいと思っている。
 …もっとも、ドラゴンが実在してたらの話だけど。

-<<海峡>>
「内海に通じるその海峡は、
 砂海の侵蝕によって削り出された大岩によって、
 船の行き来を止められている状態なんだ。

「それどころか、大岩の周辺には、
 巨大で凶悪、脅威の魔獣が出没するとも聞く。

「航路が断たれ、
 その上、魔獣にたたられるとは、
 この港がはじまって以来の厄介な出来事だよ。

---chapter4から~

「世の中に、絶対なんてモノはない。
 才能ある人の努力と工夫は、
 【絶対】すらも打ち破るモノなのさ。

「仮に、絶対などというモノがあるとすれば…
 それは――

「『空を飛ぶモノはみな、いつかは落ちる』
 …という事じゃあないのかな?
 才能ある先人の受け売りなんだけどさ。

---ナイトメアキャッスルクリア後

「小難しい小理屈こねるより、
 ボンヤリ暮らす事がこんなにも素晴らしいとは。
 みんな、ずっと前からこの至福に浸っていたいのか…


-----[エミリア]

---基本

「いらっしゃい。
 ARM・船・その他もろもろ機械周り、
 全部あたしに任せてね。

改造
売却
会話

-改造
「改造ね、腕が鳴るわ!
 今日はどっちをいじっちゃうの?

※高速砂上艇を手に入れるまで上の台詞は無い

ARM
砂上艇
--ARM

「改造したいARMを教えてくれる?
「どういう改造をお望みかな?
「どこを初期化するの?
「今までの改造代は返せないけど、いい?
「よし、こんなもんでしょ。
「***ギャラかかるけど、いいかしら?
「はい、一丁あがりッ!

--砂上艇
「ドラゴンフォシルさえあれば、
 最新かつ最強のパーツもラクラク開発。

「パーツの換装もわたしに任せて。
 手っ取り早く、
 砂の海の一等賞を目指してねッ!

--砂上艇がドックに無いとき

「近くの浜辺まで、
 高速砂上艇を持ってきてくれないと、
 ドックに入れて、開発も行えないよ!

パーツ
セット
売却

-パーツ開発
「どのパーツを開発するの?
「いくつ、開発するの?
-セッティング
「お船の補修をするのね?
-売却
「何を譲ってくれるのかな?
「それを引き取ればいいのね

「他に、したい事はあるかな?

---初めて訪れてから~

「砂海を渡る船を探しているけれど、
 ちっとも無くて、困っている…
 ――そうでしょ?きっとそうだよね?

「あなたラッキーだわ!
 どう?あたしの研究に協力してくれない?
 最新、かつ最強の船を完成させてみせるわ。

1.騙されるのを覚悟して話を聞いてみるか。
2.このテの勧誘は、お断りする人生スタイルだ。

-1.騙されるのを覚悟して話を聞いてみるか。
(ドックに移動)
「どう?
 これが新式船舶――
 【高速砂上艇】よッ!

「従来の航行方式だと、
 砂の抵抗が大きすぎて、速度が出ないし、
 通常運用だけで、船体にダメージがかかるの。

「船速の大幅向上と、耐久性能の向上…
 両方を実現した上で、
 更なる武装の充実化――

「諸問題に対して、
 最高(バッチリ)の解答を出したのが、
 この『高速砂上艇』なのよッ!

「もっとも、完成しているのは見てくれだけで、
 肝心の部分がからっきしの、まさに張子の虎状態。
 さらに、一番重要な稼働計測値(ドライブデータ)が白紙同前なのよね…

「………

「本体部分の完成には、
 ドラゴンフォシルがあと15個ほど必要なのよ。

「それさえ用立ててくれるなら、
 あとは適当に稼働計測値を録ってくれる条件で、
 この高速砂上艇を進呈するわッ!

「悪くない取り引きだと思うんだけど…
 この話、ノってみない?
 ドラゴンフォシル15個で砂上艇よッ!?

-1.高速砂上艇を完成させる。

「そうよねッ!
 造っちゃうわよね、フツウ。

「――実は、足りない箇所の部品は、
 スジ者さんからドラゴンフォシルを用立てて、
 既に造ってあったのよね…

「今日明日にでも
 ドラゴンフォシルを都合しないと
 沈められるとこだったから、助かったわ。

「これで、枕を高くして寝られるわねッ!

「――さてと、
 これで高速砂上艇はあなたのモノよ。
 ドックから移動させておくね。

「港の外の浜辺に停めておくから。
 そうそう、高速砂上艇の乗り降りは、
 浜辺で行なうの。忘れないでね。

「…あとね、今の装備じゃ、
 沿岸部に棲む魔獣に勝つのがやっとなの。

「遠くに出かけたり、
 怪しげな場所を調べたりするときは、
 必ず、前もって記録しておくべきよ。

「…まぁ結局、実地で慣れるしかないんだけどね。
 じゃあ、自動航行で、
 高速砂上艇を浜辺に出しておくわね。

「搭載された自動航行機能は、
 アイテムによる転移にも対応しているくらい、
 優秀なんだぞッ!

-1.高速砂上艇を完成させる。(ドラゴンフォシルが足りない時)

「うーん、気持ちはありがたいんだけど、
 どうやら、手持ちのドラゴンフォシルの数が、
 ついてきていないみたいよ。

「全ての機械を構成するドラゴンフォシル…
 こればっかりは、
 他の何を以っても、代用が利かないのよね…

-2.今回は見合わせる。
「そう…
 それは仕方無いわね…

「――でもッ!
 あなたにおまじないをかけておくわ。

「あなたは砂上艇に、乗りたくなーる…
 乗りたくなーる…

「もしくは、乗らなきゃならなくなーる…
 乗らなきゃならなくなーる…

「――って、
 これはおまじないというより、呪いね。
 ま、いっか。

-1.騙されるのを覚悟して話を聞いてみるか。(2回目以降)
「最新かつ最強の高速砂上艇が、
 ドラゴンフォシル15個で、
 あなたのために完成するわッ!

「――もう、手に入れちゃうしかッ!
 高速砂上艇さえあれば、
 砂海だってラクラク越えてゆけるわよ!?

-2.このテの勧誘は、お断りする人生スタイルだ。
「そっか…、残念ね。

「列車とか、船とか、
 大型の機械を造るには、
 大量のドラゴンフォシルが必要なの。

「最新式の船を完成させるには、
 ドラゴンフォシルが、
 あと、15個ばかり必要なのよね…

「ま、くよくよしてても仕方ないから、
 気が向いたら(15個揃ったら)、
 また、立ち寄ってくれると嬉しいな。

---高速砂上艇を手に入れた後~

「砂上艇のボディには、
 ドラゴンの甲殻をもとに造られた
 特殊鋼Rahabを採用しているの。

「搭乗者の能力によって、
 ポテンシャル以上の性能も引き出せるから、
 搭乗者(あなたたち)が強くなれば、砂上艇も強くなるわ。

---外つ国の遺産クリア後、教団員アルバートから仕事の依頼を受けた後~

「武装は回転式艦載砲。
 もちろん、ドラゴンフォシルと相談すれば、
 より強力なモノに換装できるから。

「でもね…
 主砲強化ばかりに感けるのは、
 <<賢いやり方>>とは言えないわ。

「そりゃあね、景気よく、
 主砲をバンバン打ってくのも、
 ひとつの戦い方(スタイル)だとは思うけど…

「効率良く敵を倒したいと望むなら、
 アタマを使った戦いをするべきよ。

-<<賢いやり方>>
「正面きって主砲を撃ってばかりじゃ、
 勝てる相手にも勝てないわ。

「勝利の鍵は、
 主砲よりもむしろ、副砲のアンカーフックと
 閃光弾(フォトスフィア)の使い方にあるの。

「いかに主砲を効果的に叩き込むか…
 その状況をつくるまでが、
 砂上艇での戦いと認識して間違い無いから。

---chapter3から~

「あ、あのさ…

「砂上艇の開発を援助してもらったり、
 性能テストを兼ねた運転をお願いした裏には、
 今まで黙ってた理由があるんだよ。

「聞いてくれるかな…?
 ううん、聞いてくれたら、
 ぜひ引き受けてほしいんだけど…

1.エミリアの話を聞く。
2.今は、寄り道をしている余裕はない。

-1.エミリアの話を聞く。
「…その…、仇討ちを、してほしいの…
 あたしの造った、砂上艇を使って…

「………

「…砂海を航行する交易船が魔獣に襲われて、
 被害が相当数に登っているって話、
 聞いた事あると思うんだけど…

「…三月前、
 あたしの大切な人が乗っている船も、
 この港に帰って来る途中で消息を絶ったの。

「以来、あたしは泣く事も忘れて、
 速度と武装に重きを置いた新型船を研究して、
 今日まで遮二無二がんばってきたんだけど…

「被害海域を調査していくうちに、
 あの、魔獣…
 バラル・クォ・ナーガの巣が特定できたの。

「――お願いッ!
 あたしの造った砂上艇で、
 バラル・クォ・ナーガをやっつけて…ッ!!

「周辺海域の平和を取り戻して…
 …マーリオの仇を取って…
 みんなの魂を呪縛から解き放って…

-2.今は、寄り道をしている余裕はない。
「…そうだね…
 ここまでいろいろ付き合わせちゃったんだから、
 最後はあたしの手でやらなくちゃね…

「…でも――

---chapter3から(エミリアの話を聞いた後)~

<<バラル・クォ・ナーガ>>の棲息地は、
 半島をぐるりと回り込んだところ…
 この港から見て、<<北東の海峡>>よ。

-<<バラル・クォ・ナーガ>>
「バラル・クォ・ナーガは兇悪にして、強力…
 あたしも砂上艇の性能は信じているけれど、
 …過信はできないわ。

「砂上艇の強化はいつでも引き受けるけど…
 ごめん…、パーツ開発する分には
 どうしてもドラゴンフォシルが必要なんだ。

-<<北東の海峡>>
「他ではあまり見られない、
 奇岩が砂海から覗いているから、
 わかりやすいと思うわ。

---バラル・クォ・ナーガ(1回目)撃破後(エミリアの話を聞いていた場合)~

[ヴァージニア]
「…仇は討ったわ…
 そして、これをあなたに――

[ジェット]
「魔獣バラル・クォ・ナーガは倒した。
 これが、その証だ。

[クライヴ]
「依頼の首尾を、報告にきました。
 それから…
 この品を、あなたにお返しします。

[ギャロウズ]
「バラル・クォ・ナーガをやっつけたぜ…
 このスーツケースは、
 奴の巣にあったものだ。

[エミリア]
「あたしがほしかったのは、
 マーリオが生きているという証…
 でも、それが叶わぬのなら――

「あたしは、
 マーリオはもう…
 死んでしまったんだという証がほしかった。

「マーリオの事は今でも愛しているわ…

「だからこそ、いつまでも…
 過去にマーリオの魂と、
 あたしの魂を縛り付けていたくなかった…ッ!

「現在を生きるために、
 過去を断ち切る剣がほしかった…

「いつまでも同じ事で
 うじうじしているなんて
 マーリオが一番嫌いな事だったもの…

「ありがとう…
 仇をとってくれて…
 マーリオの遺品を持ち帰ってくれて…

「マーリオが遺した品の中から、
 あなたに受け取ってもらいたいものがあるの。

「…変わった石像ね。
 でも不思議…、嫌な感じはしないわ。
 むしろとても優しい感じの石像…

「決めたわ。
 …これを、あなたに…
 受けとってちょうだい。

「マーリオってね…
 いつも変わったお土産をくれるんで、
 ちょっと困ってたんだ…

「ホント、マーリオらしい石像だわ…
 だからこそ、
 恩人のあなたに持っててもらいたいの。

---バラル・クォ・ナーガ(1回目)撃破後(エミリアの話を聞いてない場合)~

「あっ…ねぇ、ちょっと聞いていい?
 そのスーツケース…
 どこで、手に入れたの?

「………

「そうなんだ…
 やっぱり、あの人は…

「…船が出ない理由、知ってるよね。
 その原因…バラル・クォ・ナーガに襲われて
 沈没した船には、あたしの大切な人が乗ってたの。

「港に生まれたんだもの、
 彼が…マーリオが生きてるわけないって、
 ホントはちゃんと、知っていたわ。

「それでも、あたしは諦めきれなかった…

「仇を取ろうと砂上艇の研究に勤しみながらも、
 『彼はひょっこり帰って来る』って願望を、
 手放したりたぐり寄せたり、弄んでたわ…

「だけど…これで、ようやく…

「ありがとう…
 仇をとってくれて…
 マーリオの遺品を持ち帰ってくれて…

「お礼と言ってはなんだけど…
 マーリオが遺した品の中から、
 あなたに何か、渡したいと思うわ。

「…変わった石像ね。
 でも不思議…、嫌な感じはしないわ。
 むしろとても優しい感じの石像…

「決めたわ。
 …これを、あなたに…
 受けとってちょうだい。

「マーリオってね…
 いつも変わったお土産をくれるんで、
 ちょっと困ってたんだ…

「ホント、マーリオらしい石像だわ…
 だからこそ、
 恩人のあなたに持っててもらいたいの。

---上記の会話後~

「見てくれは不思議でも、
 いつも役に立つお土産を
 マーリオは買ってきてくれたわ…

「その石像が、あなたに役に立つと嬉しいな。
 だって、嬉しくなると、
 以前のようにお腹から笑える気がするからね。

---chapter4から~

<<笑顔>>ってね、
 顔の上に張り付けるモンじゃないんだよ。

「それがわかったから…
 あたしはもう、無理に笑う事で
 泣きそうな気持ちをごまかしたりしないわ。

-<<笑顔>>
「笑顔ってのは…
 うまく言えないけど、もっと、こう…

「お腹の下の方から、
 ぐいぐい込み上げて、
 つい顔に出ちゃうような…そんなカンジ。

「…あ、なるほどッ!
 だから、たくさん笑うと、
 お腹がよじれて痛くなるのかッ!?

「あはははは!

「まいったな…
 こんな簡単な事、
 しばらく忘れてたんだもんね…

---ナイトメアキャッスルクリア後

「おっかしいなあ…
 なーんかうまく笑えないんだよね…

「もしかして、笑い方忘れちゃった?
 …っていうか、
 そもそも笑える事なんかあったかなあ…?


-----クレーンの付いた古い機械

*巨大なクレーンがある。
 無骨なその影は、
 砂海の風を受けながら、静かに佇んでいる。

[ヴァージニア]
「アタタ…
 ずうっと上を見ていたら、
 首が痛くなってきちゃったわ。

[ジェット]
「大きな機械だな…
 先端のメンテナンスは大変そうだ。

[クライヴ]
「小さなネジがいくつか落ちていますね…
 危険な気もしますが、
 ドックの所有者は気にしていないのでしょうか。

[ギャロウズ]
「このままクレーンを伸ばしていったら、
 太陽に手が届きそうだな。
 なんて、ちょっと言い過ぎか?


-----Saloon BELL STARR店内のスクリュー
*元は船のスクリューだったのだろうか?
 大きな羽のようなカタチの、
 巨大な金属製のオブジェが飾られている。

[ヴァージニア]
「このスクリューをつけていた船は、
 きっと大きなものだったんだろうな…
 ちょっと、見てみたかったな。

[ジェット]
「固い合金でつくられているな…
 この港町には、
 それだけの技術レベルがあるって事か。

[クライヴ]
「相当重そうなオブジェですね…
 支点がひとつだけでは、
 落っこちたりしないか心配です。

[ギャロウズ]
「いいね、いいねぇ。
 こういうのがあると、
 港町旅情ってのを感じるなあ。


-----Saloon BELL STARR店内のフック
*長く大きい金属製の鉤が
 釣り下げられている。
 元は荷を吊り上げていたもののようだ。

[ヴァージニア]
「懐かしいな。
 子供の頃、こういうのにぶら下がって、
 よく遊んだわ。

[ジェット]
「こんなものを、
 飾っておく理由がよく分からないな。
 捨てる手間が惜しいのか?

[クライヴ]
「風に当たって、
 いくらか錆びているようです。
 船荷を積み下ろししていたものですね。

[ギャロウズ]
「こういうのって、
 下手に触ると手が鉄臭くなるんだよな…
 …やっぱり鉄臭くなったよ。


-----Saloon BELL STARR奥、砂上艇ドック
     <<高速砂上艇ドック>>
 ~危険&機密保持のため立ち入り禁止~


-----エミリアの店の前にある立て看板
        *マイスター・エミリアの店*
       ARMの他、造船も承っております。


-----船民仮眠室の本棚

*『みんなのファルガイア』
 …というタイトルが目を引きます。
 読みますか?

「遙かな昔。
 遠い世界からやって来た魔族は、
 星全体を巻き込んだ戦争を起こしました。

「魔族と戦ったのは、ファルガイアに生きる全ての命と、
 守護獣たちとの連合です。

「戦争の結末は伝えられていません。
 ですが――

「世界から魔族は姿を消し、
 世界と私たちが、こうして存在する事が、
 ファルガイアの勝利と言えるでしょう。

「――とはいえ…
 現在の荒れ果てた大地は、
 その時の戦争が原因であるとも考えられています。

「そうです。
 本当の意味で、
 戦争はまだ終わっていないのかもしれません。

「過去のみんなで守ったファルガイアだから、
 現在のみんなの力で
 よりよく改善していかなくてはならないのです。


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