ユグドラシル
-----フロア007の石碑5
朱は燃える炎の色
青は冷たい水の色
水に炎は浮かばぬ道理
-----フロア012のマーマが入った実験装置
*液体の中に、
長い金髪の女性が浮かんでいる。
その美しい目は、何も映していない…
[ヴァージニア]
「気持ちは分からなくもない、かな…
でも、死んだ人を蘇らせるなんて、
間違ったことだと思うわ…
[ジェット]
「この、循環する水の音…
どうにも神経にさわりやがるッ…!
くっ、なんだってんだッ!
[クライヴ]
「恐るべきテクノロジーです…
【ヒアデス】は、如何ほどの智慧を
その内に納めているのでしょう…
[ギャロウズ]
「奴の【失敗作】たちが、
どういう目にあうかを考えると、
ゾッとくるものがあるな。
-----フロア026のコンソール
*液体の中に浮かんだ
奇妙に生物めいた球体の前に、
大きなコンソールが並んでいる。
[ヴァージニア]
「…これが何なのか、
わたしにはよくわからない…
でも、ひどく凶凶しい(まがまが-)印象を受けるわ…
[ジェット]
(…まだ、頭がクラクラするぜ…
ちかちかする光も、
気分の悪いモノだな…)
[クライヴ]
「圧倒的な遺産です…
しかし、これらをもってしても、
先人は目標に届かなかったのですね…
[ギャロウズ]
「なんかなぁ…
今イチこういう技術(テクノロジー)を信じられないのは、
バスカーに生まれた宿命(さだめ)って奴かね…
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