記憶の遺跡

記憶の遺跡


-----フロア003の岩塊
*どこかヒトのカタチを思わせる、
 巨大な岩塊が展示されている。

*古の時代の彫刻であろうか?
 微動だにしないはずの岩塊から、
 圧倒的な威圧感が放たれている。

-----フロア003のプレート
「【涙】輝く瞳は、ここより高く臨む処。
 何人も、高き瞳に手を伸ばし、
 【涙】を拭う事なかれ。


-----フロア010の石像
*永い年月を経たブロンズ像がある。
 強い衝撃を与えたら、
 砕け散ってしまいそうだ。


-----フロア012の壁
*この壁は、他の壁とは材質が異なっているッ!
 何かを塞いでいるようだッ!


-----フロア017の絵
*【炎】と題された、
 大きな絵が架かっている。


-----フロア018の扉
*薄い溝(スリット)の入った小さな機械が、
 壁に取り付けられている。


-----フロア004、007、012のショーケース
*かつて、古代の遺産が
 納められていたであろうショーケースは、
 無残にも破壊され、展示物が持ち去られている。

[ヴァージニア]
「失われた古代文明の遺産…
 どんなモノだったのだろう…

[ジェット]
「ここも、かつてはお宝の山だったわけか…
 今更のこのこやって来ても、
 大した儲けは無さそうだが…

[クライヴ]
「現存していれば、
 失われたファルガイアの想い出を知る、
 手がかりとなったかもしれませんね…

[ギャロウズ]
「あーあ…
 ごちそうの山も食い散らかされた後だよ。
 せつないね、どーも。


-----フロア012の本棚1
*『記憶の遺跡』
 …というタイトルが目を引きます。
 読みますか?

「ファルガイアの各地から、
 遺跡や遺物といったカタチで、
 過去の技術の結晶が掘り起こされています。

「ここには各地より集められた希少品の他に、
 古の大戦期以前の地層より発掘された、
 【巨人岩】等、様々な遺物が保存されています。

「それが、ここを
 記憶の遺跡と呼ぶ所以でもあるのです。

「遺跡内に展示されています遺物は、
 閲覧のみが許可されています。
 お手を触れる事無きようお願いします。


-----フロア012の本棚2
*『戦火と技術』
 …というタイトルが目を引きます。
 読みますか?

「技術というモノは、
 うつろうが如く発展・進歩するモノではない。

「ある時は、ひとりの天才の出現によって。
 ある時は、時間と労力の結実によって。

「そしてある時は、戦争という出来事によって、
 突発的な革新を起こし、
 飛躍を遂げるモノである。

「…事実、圧倒的な技術の遺産は、
 ある特定の時代の地層より発掘される事が多い。

「それは、今からおよそ1000年前の地層…
 魔族との大戦があったと、
 伝承の記す暗黒の時代とほぼ同時期である。

「戦争が技術を必要とする時代。
 滅びの炎の中、新たな滅びの運び手として、
 技術が精神を伴う事無く発展するのもまた道理。

「そして、技術の進化の帰結とは、
 世界がその技術を内包しきれなくなった時…
 すなわち、文明の崩壊を指しているのである。


-----フロア012の本棚3
*『消えた亜人種(デミヒューマン)』
 …というタイトルが目を引きます。
 読みますか?

「古を伝える文献に
 しばしば登場する亜人種とは、
 いったい如何なる存在であろうか?

「我ら人間と
 近しい姿を持っていたとされる彼らは、
 人間には到底扱う事のできない力があったという。

「自然力の行使――
 彼ら亜人種は、自然界の持つ力に同調し、
 大いなる業を自在に引き出していたと。

「まるで、守護獣を奉じるバスカーの民のように。
 いや、共通項はあるものの、
 その力は圧倒的なまでに巨大であったという。

「亜人種たちは、
 どこからファルガイアを訪れて、
 どこへ消えた存在なのであろうか?


-----フロア012の本棚4
*『魔の眷属』
 …というタイトルが目を引きます。
 読みますか?

「伝承の中に描かれる侵略の徒…
 冷たき鉄の身体と水銀の血を持つ彼らを
 我らの祖先は魔族と称し、畏れた。

「魔族の振るいし破壊の力は、
 この星に生きる数多の命を貫き、
 暴虐の炎にて灼き尽くしたという。

「だが、時は流れ、彼らの遺産は、
 いつしか我らが振るうようになっている。
 まるで、我らが魔族の仔であるように…

「我々は、心に人としての尊厳を常にいだき、
 人である生き方に誇りを持たなければならない。
 …そう、我々が人である事を望むのならば。


-----フロア012の本棚5(デュプリケイターが必要)
*『ちょっといい話』
 …というタイトルが目を引きます。
 読みますか?

「★◆ス♀ん#と○せ△示¥び℃ん∞ー▼あ
  *ト□ヲ@ぼ▲れ※中♭ー÷む◎し±に/
 …▽押∴た$く●ニ◇表♂ー〒ょ♪め■☆

※右から左斜めに読むと
「あにめーしょんむーびー中ニせれくとぼたんヲ押スト…
となる


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